2012年05月15日

本土復帰40年を考える

みなさんこんばんは。雨の中カッパ着てバイク乗ると寂しさというか、ネガティブにな感情がこみ上げ泣きそうになりました。
HumptyDumpty130です。

カテゴリに沖縄についてと言うカテを作って置いたのもすっかり忘れてしまっておりました。
いい機会なので少し感じた事を書いてみたいと思います。本土復帰40年、今や人口は140万人を超え、人口減少に入った日本国に措いて
48都道府県中数少ない人口増加県である事はかって日本本土の高度成長期の人工ボリュウムが最大になった時代の空気感に似ているのではないでしょうか。(ハイ、大げさですね。)大変な不況にも関わらず沖縄の人口が増え続け、他府県から見れば沖縄県の経済は元気や活気を感じると言う方が多いのはその為でしょう。

今人口について沖縄の潜在的なキャパがどれくらい在るのかという議論もあるようですが、200万人はいくのではないでしょうか。此処10年くらいでしょうか?顕著に移住者の存在が身近に多く感じられるようになったのも。普通にコンビ二に鈴木さん、佐藤さん、とか居ますよね。これ、小生のような40代以上の人には大きな変化として感じている人も多いのではないですかね。。

今後も更に移住者は増え続けるのは確実だと思いますね。。西日本に日本の中心が移る事が現実となればばなおさらでしょう。滑走路が2本になり、米軍のアジアからの撤退も現実となれば250~300万人か?とも飛躍しそうです。

そのような爆発的ともいえる人口増加を横目に沖縄チルダイについて考えてみたいと思います。
10年東京で暮らしていた小生が帰省する度に鮮明に感じていた沖縄チルダイの感覚も年々薄れてきているのかな~と
思ったりもします。所謂沖縄タイムとも言われるこのどんよりとした空気感、時間の流れは、ただの南国のハワイのようなトロピカルリゾートの空気感ではないと言う事を、始めて沖縄を訪れる観光客のどれ程の人が感じているのだろう。

恐らくガイドブックやTVで流れる沖縄の青空のステレオタイプ的なイメージで訪れる人が殆どだと思われるし、5感では決して感じる事が出きない沖縄チルダイを直感的に感じる人も引き寄せているのが沖縄だと思われる。多分8対2位の割り合いかと身近な法則を勝手に割り当ててみる。

沖縄チルダイ、この重~い落胆を意味する空気感を本土から来る観光客や、移住者の人々には感じて欲しいと思っている。
先の大戦に於いて灼熱の暑さの中、劣悪の環境の中で生きる為に逃げ回った人々の重い想いがこの沖縄チルダイを産んだと
小生は思っている。夏の強烈な太陽はそれを西海岸ではリゾートへ、東海岸では沖縄チルダイへと加担する。

東海岸と西海岸の車で行けば30分程度でいける距離にも関わらずこれほどまでに雰囲気が変わるのは柳田國男の書いた海上の道に通づる何か目に見えない物があるのかもしれない。斎場御嶽や久高島が東海岸にあるのは何かのメッセージであるわけだろうか。




同じカテゴリー(沖縄について)の記事
沖縄とヒッピー
沖縄とヒッピー(2011-07-12 10:18)

沖縄について。
沖縄について。(2007-06-19 12:27)


Posted by 『G 』 at 23:28│Comments(2)沖縄について
この記事へのコメント
初めまして<(_ _)>いつもブログを楽しく拝見しております。

昨年初めて沖縄を訪れた際にこのブログに書かれているような感覚を覚えたのでコメントしてみました、

旅行は凄く楽しく充実したもので、日本の中で初めて移住したいと思うぐらい好きな場所になったんですが、

確かになにか重く暗い雰囲気が漂っていたように感じます、

もちろんそれを少しでも感じる為に沖縄に到着してすぐ「ひめゆりの塔周辺」「平和祈念公園」途中の日程でも「読谷村」や「軍司令部」を訪れたからだと思いますが

それだけでは説明できない感覚がありました

「内地のやつが何言ってんだ」と思われるかもしれませんが

地元の方の貴重な話も聞いてみたいです

是非また歴史に触れたブログをお願いします!!!!
Posted by 六弦眼鏡六弦眼鏡 at 2012年05月16日 18:53
六弦眼鏡さん コメントありがとうございます。足跡から何時も拝見させていただいておりました。

お気に入りに入れてもらっていた事がとても印象的で嬉しかったです。

ありがとうございます。

また、このような内容のブログに本土の方からのコメントがあるととても嬉しく思いますね。

天気待ち等で作られたマスコミのステレオタイプな沖縄のイメージがどうも腑に落ちないと考えておりました。

でも、おっしゃる通り、この得体の知れない重い空気感を感じる観光客がやはり存在する事も改めて確認できた事は、一つ今回の内容を書いた意味があったのかもしれません。

まだ40半ばの勉強不足な小生ですが、今後も沖縄の歴史や風土等に関する記事を書いてみたいと思います。

誤字脱字、稚拙な文章はお許しください。

コメント嬉しかったですよ。

ありがとうございました。

130
Posted by じろーさん(沖縄大学通りの古着屋HumptyDumpty)じろーさん(沖縄大学通りの古着屋HumptyDumpty) at 2012年05月16日 19:19
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。